法科院生弥生殿見聞録

だいたい愚痴しか書いてない。

求めるもの

 かつて行っていた現場がなくなり、当該グループの当時のメンバーを基軸とした新グループができるらしい。

 

 元元行くつもりであった。活動が続くのならば、それはそれで納得してよいのである。ただ私はある一点の見落としをしていた。

 

 それは、そもそもグループのコンセプト、曲が先行条件として好きになったことである。推しメンが好きなのは確かであるが、それは見た目だとかパフォーマンスだとかは第一条件ではなかった。そもそも自分が見たいコンセプトであるかどうかである。これをクリアしていなければ推しメンをそもそも好きになる余地などなかったのだ。

 すなわち、「推しメンがグループを変わったとしても、そのグループを好きになれるのだろうか?」ということを忘れていたのである。

 これの答えが出るにはそう時間はかからなかった。答えは「NO」である。

 

 一度でも行くべきだろうか。答え合わせをするために。

 それとも、行く理由などもはや存在しないのだろうか。いつまで私は過去の「幻想」を追い求めるのかと。

 

 もちろんあのグループに期待を抱く者もいる。これからあのコたちを好きになる人はきっといる。私は、過去に囚われ、ましてや他者を不快にさせることなど許されない。

 

 偏にただ彼女たちにおかれては頑張っていてほしい。あわよくば私を後悔させてほしい。曲が良ければ―――行こう。 

 

 追記 新グループがもうデビューするらしいです(実は本稿の下書きは今月上旬位だった気がする)。