法科院生弥生殿見聞録

だいたい愚痴しか書いてない。

かつて犯した大誤算

 あの・・・御存知の方はそれでよいのですがかつて令名の和歌(名前出しちゃお)に行ってたんですよね、私。いやそれ知ってる人ぐらいしかこのブログ読んでへんやろ。はい・・・そのはずです・・・。

 

 まぁこのグループ自体はなんか主現場ほしいな~とかテキトーなこと抜かしながら、サブスクとかで曲漁ってた時にこのグループを見つけて、世界観とか衣装とか作りこまれてて良いなぁって思って行ったのがきっかけです。その頃、私は名古屋に住んでて、たかだか地下アイドルで遠征まですることになったわけです。かつてのことですが。

 それに並行して進路(院試)でコケかけてやばくなったりしたワケですが(責任転嫁するんじゃあないよ)(ちなみに今は今で結構やばかったりする)、この時は今思うと「相当」の「判断ミス」をしていました・・・。

 

 コロナ禍に入ってから声出しするな、とかまぁ色々仕方ないとはいえ、おもんない制限がかかったりしているうちに、自分自身もまたそれに順応してしまいました。

 かつて私はコールをメインでライブを楽しんでたオタクでした(白キャン、虹コン、アイカレあたりでコールを履修したオタク)。ですから、あれするな、これするなと言われれば、そりゃあつまらないことこの上ないわけです。

 でも「いつか」前と同じように楽しめる日が来るんだろう、来てほしいと淡い希望はあったし、アイドルのいろんな曲を聴くのはこの当時(もう三年前か・・・)から思っていたのでオタ卒には失敗しました。今も当然失敗してます。まぁ向こう数年はオタクしてるかな・・・。多分まだ体は動く(知らんケド)。。。動くうちはオタク・・・。

 ただ次に問題が発生しました。コールができない以上、何かしらの楽しみ方を具備しないとライブ中どうすんねんになったことです。コロナ禍以後は地蔵とかが主流になってましたが、ペンライトを持つスタイルはかつて捨てたし、そもそもの話として地蔵でペンラフリフリは性に合うはずがないことは自分がわかってたので(今更ア㊙㊙スPみたいなことはできん)、一先ずどうしたもんかな、と思いました。

 その時、私は「フリコピ」という文化があったことを思い出しました。

 フリコピとは演者が例えば右に腕を回す動作をした場合に、フロアにいるオタクも同じく、同時に右に腕を回す動作をして、曲中(通してだったりサビ等の一部だけだったり)にアイドルのダンスの「フリ」を「コピー」してライブを楽しむスタイルを言います。

 「フリコピ」であれば、声出しできなくても問題なくライブ中を楽しめることに気づき、「フリコピオタク」として再出発・・・することになったのです。オタク引退に成功していればそれはそれで・・・

 ただこの「フリコピ」スタイルが後に尾を引くことになるとは令名の和歌に行きだした当時は知る由もありませんでした・・・。

 端的に言うと、「令名の和歌はフリコピ現場ではなかった」のでした。

 そんな中でまぁフリコピ勢のオタクが一人混じると言わば「異物混入」になるわけですよ。またオレなんかやっちゃいました?←やっちゃってるんだよ。

 ただ、フリコピ自体はなぜかアイドルにウケが良いので、なんかメンバーから謎の認知があったり、まぁメリットはありましたが・・・。あと楽曲のフリの難易度が高くてそこそこできると楽しかった。きもちよかった(小並)。

 まぁ浮くというかなんというか・・・。正直令名の和歌自体大きい現場じゃなくて、人が単に増えるだけで(定期的に出現する奴が増えるだけで)、周りのオタクは「なんか居るな」になるのに、たまに行くやつが増えた挙句、ライブ中なんか動いてるやつが一人居れば浮かないはずがないわけですよ、そりゃ。別にトラブルがあったわけじゃないからいいんですけどね。ただまぁ気持ちの問題で・・・。

 そういうわけでフリコピ現場(少なくともフリコピオタクがそれほど居ない現場)で「フリコピ勢」が「異物混入」してしまうということをかつての私はしでかしたワケです。

 そして現場の雰囲気が当然変わることはなく(せいぜい規制が緩和されてきて声出しができるようになったくらい)、結局のところ当該グループは「解散」してしまうのですが・・・。

 

 結局私はどうなったかというとこれも読者の方はご存知のとおり(多分)、もっぱらア㊙㊙レに行くことになり、ここは幸い「フリコピ現場」なのでノビノビと動き、それでいて浮くことは全くなくなんら気にせずに楽しくやっています。

 まぁ「令名の和歌」の「アレ」についても別にフリコピ現場って感じではなかったので、結局・・・というわけですね。。。いや一応フリコピできる・・・というかやってほしい?みたいなフリはあったけど、なんかこう・・・そういうのはちょっと違うんだよな・・・。やってほしいんだろうな・・・みたいなフリあんまり好きじゃないんですよね・・・。それに、ノリノリにノれるくらいの曲の強さを感じなかったのもあるけど・・・。まぁこの辺はもうあんまり言うといちゃもんレベルだし、個人の好みレベルですから、このへんで・・・。

 

 以上が「フリコピオタク」に移行してから学んだことでした。

 うん・・・。とにかく「現場の相性」って大事ですよね。現場然り、運営然り、コンセプト然り・・・。

 とはいえまぁ・・・。現場の雰囲気なんて実際何回か行かないと正直掴めないし、そういうことまでは考えずに通い始めたから、それはそれで当時は当時でそんなもんって思ってたし楽しかったからまぁ致し方ないことですけどね。なんというか・・・「大誤算」自体も含めて良くも悪くも「令名の和歌」では大変勉強になりました。

 懐かしいなぁ・・・。自分って変わっちゃったんだね。